セサミンの歴史と現在

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世界中で珍重されていたゴマ

ゴマ自体はアフリカが発祥地とも言われており、エジプトではピラミッドの化石からもゴマが発見されるなど、当時からゴマが食されていたことが分かるのです。そして日本には中国、韓国を経て伝わったのではないかと言われています。

 

「スパルタ兵士の活力」「ヒンズー教の基本食」などというゴマの凄さを表した言葉も残っています。日本でも「忍者の非常食」だったと言われており、キナコなどと一緒に玉にして乾燥させ、いざというときの非常食として持ち歩いていたことでも有名です。

 

昔はもちろんセサミンの存在は知られていませんでしたが、ゴマが素晴らしいエネルギー源であることを昔の人は体験において知っており、今でいうスーパーフードのようなイメージだったのではないでしょうか。精進料理などでもゴマ豆腐、ゴマ和えなど、ゴマを大量に使ったメニューがいろいろあります。

 

セサミンの誕生

ゴマの中に含まれているポリフェノールの一種であるセサミンは、1983年にスタートした京都大学の研究グループとサントリー生物医学研究所の共同研究の中から発見されました。最初はゴマの研究ではなく、健康に良い油の研究を行っていた中で、ゴマの中に存在する素晴らしい成分が偶然発見されたのです。

 

発見された1986年からは、セサミンの本格的な研究がスタート。それから研究を重ね、健康や美容などに対する働きがあることも解明されていったのです。1993年に初めてセサミン第一号サプリがサントリーから発売されました。

 

それから技術はどんどん進歩し、現在ではセサミン単体のサプリだけでなく、相性の良いDHA・EPAやローヤルゼリー、ノコギリヤシ、プロポリス、コエンサイズQ10などとのコラボサプリも発売されています。そして国内ではサントリー以外のメーカーからも、セサミンサプリがいくつも発売されています。

 

セサミンの海外人気

海外でも高い人気がありますが、日本の次にサプリとして発売したのは、サプリ大国のアメリカだったと言われています。現在韓国では薄毛や脱毛症に効能があるということでも人気です。またマレーシアなどは韓国製セサミンサプリが多く出回っていると言われています。

 

中国はゴマ最大の輸出国でしたが、中国の人たちがセサミンを摂取するようになり、今では輸出量が激減し国内消費が急激に増えたのです。このように日本発信のセサミンは、世界中で人気サプリとして愛飲されています。

 

日本のゴマの生産事情

1970年には日本でも570トンの収穫がありましたが、ゴマの栽培農家が減り50トンまで衰退。しかし国内産ゴマの価値が高まり、栽培農家も増えて今では年間100トン〜200トンの収穫ができるようになりましたが、輸入量の0.1%に達した程度です。日本のゴマ輸入量は年間168,223トンで、その7割がアフリカ。他にもグアテマラや南米諸国がほとんどとなっています。